みなさんこんにちは。MAMIAです。
Instagramでは既に投稿しておりますが、10月に渡航し約3週間韓国に滞在してきました。
などなど、みなさんから頂いたご質問にお答えしつつ、韓国渡航についてのあれこれをレポートしていきたいと思います。
🇰🇷韓国への渡航に必要な手続きの手順
VISA発給対象・申請について
コロナ以前は、日本人が韓国に行く場合、90日以内であればビザは不要でした。パスポートさえあればいつでも気軽に韓国を訪問することができました(2020年3月8日まで)が、現在、全ての日本旅券所持者(外交旅券と公用旅券を含む)は、2020年3月9日0時以後に新たに発給された韓国ビザがない場合入国できません。
詳しくは在大韓民国日本国大使館ホームページ等よりご確認下さい。
なお、今後新型コロナウイルスの感染が収まり、再び韓国旅行が可能になった場合、従来通りVISA免除措置(いわゆるVISAなし入国)となる可能性は高いです。そうなった際には、日本国籍者は韓国で新しく導入される電子渡航認証制度(ETA)の対象となります。韓国入国72時間前までに、渡航認証(ETA)を取得する義務が生じます。
査証発給対象
現在韓国へ行くためには韓国政府が発給する短期訪問ビザが必要ですが、短期訪問ビザにも種類があります。
【ビザに関する情報】
- 駐日韓国大使館
- http://overseas.mofa.go.kr/jp-ko/index.do(日本語あり)
- 韓国ビザ申請先大使館・領事館の管轄地域
- 管轄区域外での申請はできません。現住所の管轄先にて申請が必要です。
韓国ビザ申請先大使館・総領事館 管轄地域 駐日大韓民国大使館領事部 東京、千葉、埼玉、栃木、群馬、茨城 駐大阪大韓民国総領事館 大阪、京都、滋賀、奈良、和歌山 駐福岡大韓民国総領事館 福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄 駐名古屋大韓民国総領事館 愛知、三重、福井、岐阜 駐広島大韓民国総領事館 島根、広島、山口、愛媛、高知 駐横浜大韓民国総領事館 神奈川、静岡、山梨 駐新潟大韓民国総領事館 長野、新潟、富山、石川 駐札幌大韓民国総領事館 北海道 駐仙台大韓民国総領事館 青森、秋田、岩手、山形、福島、宮城 駐神戸大韓民国総領事館 兵庫、鳥取、岡山、香川、徳島
現在発給されるビザの在留期間は90日。
ビザの審査は厳格に行われており、申請をしてから発給までの所要日数が非常に流動的です。
(申請時にビザ発給日は通知されません)
私は2021年8月10日にビザの申請をしたのですが、その頃日本国内の1日のコロナ感染者数は20000人越え。韓国大使館の方に「今VISA通らないかもしれないよ・・・」と言われてしまいました。
さらに、
え・・・そんな状況で申請出すのギャンブルすぎません?やっぱり書類返してもらってもいいですか・・・(この時の私の心境)
ビザ発給までの2週間前後、”終わった…”と思いながら過ごしていましたが、なんとか無事に発給されました(ホッ)
出発前72時間以内に受けたPCR検査陰性証明書
現在、出発前72時間以内に受けたPCR陰性証明書がなければ飛行機に乗ることはできません。
国が指定した、証明書を発行できる病院で受けた検査証明書のみが有効です。
鼻と喉、どちらの検査でも韓国は問題ありません。(渡航先の国によっては鼻の検査しかダメな国もあるので気を付けてくださいね。)
(▲大使館窓口に貼られていたPCR検査についての案内)
海外予防接種完了者に対する隔離免除措置
①重要な事業上の目的
②学術・公益的目的
③人道的目的(葬式出席または直系尊卑属の訪問)
④公務国外出張目的
韓国へ入国した際の14日間の隔離期間は免除されますが、 日本入国時に隔離期間があります 。
1.申請方法
(1) オンライン申請(韓国国籍の方のみ)
①領事民願24ホームページ(https://consul.mofa.go.kr/biz/main/main.do)
※オンライン領事民願24申請の際に記入したメールで受領 (本人が帰国する際に計4部を印刷して所持)
②E-メール(consular_jp@mofa.go.kr)
(2) 訪問申し込み : 平日午前9時~午後2時
※隔離免除書交付(午後2時~4時)
2.申請に必要な書類
(駐日本国大韓民国大使より引用)
(1) 申請人のパスポートのコピー
(2) 隔離免除書発給申請書(書式1)
(3)隔離免除同意書(書式2)
(4)訪問目的証明書類:家族関係証明書、結婚/血族証明書類など(最近三ヶ月以内発行されたもの)
(5)予防接種証明書、予防接種証明書の真偽確認に対する誓約書(書式3)
(日本の区役所などで発行したワクチンパスポート)
(6)その他在外公館から要請する書類等
隔離免除書発行に関する問い合わせ先(consular_jp@mofa.go.kr)
隔離免除を許可された方の韓国入国の際には引き続き出国72時間以内に発行されたPCR陰性確認書が必要です。
▼詳しくは韓国領事館のHPをご確認下さい▼
海外でのワクチン接種者に対する隔離免除書(10.1(金)受付開始)
隔離免除はどうだった??
隔離免除書発給までには1週間~
今回無事隔離免除も受けることが出来たのですが、こちらも申請から発給までに1週間以上要し、渡航の4日前に全ての書類がそろったくらいぎりぎりでした。申請を予定している方は早めの準備をおすすめします。
(今回、韓国側が9月1日~9月30日までの隔離免除申請取り消しを発表したため、9月中の渡航を断念したため、10月の隔離免除再開後すぐに申請をしたためとてもタイトなスケジュールで全ての申請をすることに。涙)
▼こちらが発給された隔離免除書です。(個人情報だらけなのでモザイク処理します)
隔離免除書は同じものが計4部、韓国到着後4ヶ所で提出が求められます。
隔離免除の実態は??
隔離免除とはいえども、まったく制限がないわけではありませんでした。(隔離免除書類をもらった時に知りました)
隔離免除について、実際に適応になってからの情報が少ないのですが、2日間くらい制限があります。
2度のPCR検査が必要(無料)
韓国到着日と、1週間後に現地の保健所が行っている無料のPCR検査を受けなければなりません。
これは何処でもいいわけではなく、隔離免除申請する際に提出する訪問目的の住所があるのですが、その場所から1番近い保健所で受けなければなりません。
1回目の検査を到着日にとなっていますが、保健所の時間は17時までの場所が多い為、間に合わない場合もありますが、その場合翌日でも問題ありませんでした。(事前の連絡は現地の知人にお願いしました。)
1回目の検査結果が出るまでは、隔離免除申請時に申請した住所での待機が義務付けられています。
かかった費用は??
コロナ禍での韓国渡航、もう1つ気になるのが滞在費以外でかかった費用ではないでしょうか。
申請費用や、航空券の手配、PCR検査の費用など、今までの韓国渡航よりも何倍もお金がかかります。
飛行機はいくらかかった?
結論から申し上げますと、航空券の値段は倍以上でも安い方です。
1名あたりの往復金額が20万円を超える日もあります。(韓国でこんな金額見たことないよ。。)
▼大韓航空で渡航した場合の10月の日別航空券の値段(1名あたりの往復金額)
この金額に、+燃油チャージが飛行機の代金です。
私は大韓航空で利用できるスカイマイルを貯めていたので、往復2名分マイルで取ったため、実質燃油チャージのみでフライト費用は済みました。(私は6500円くらいでした)
マイルで航空券を予約すると、フライトの10分前まで予約の変更・キャンセルが出来るので、特にコロナ禍で飛行機に乗る場合はマイルでチケットを取ることを強くおすすめします。
何故かというと、72時間前のPCR検査で万が一何かあった場合のケアが出来るからです。
(実際私はマイルで予約していたことにより命拾いした身)
PCR検査はいくらだった?
PCR検査ですが、1度の韓国渡航で計5回受けました。
①1度目は出発72時間前に日本で受けた検査で、こちらの費用は英語の書類発行代金込みで1名あたり30,000円でした。
PCR検査の金額は病院によってバラつきがあり、国内相場金額が40,000円でした。(私の地域では最安で書類発行代含み26,500円でした。)
②③次に、韓国で隔離免除申請に必要な検査を到着日と1週間後に2回。(こちらは2回とも無料でした。)
④日本帰国72時間前の検査。こちらは仁川空港で検査を受け、私含む外国人は174,000ウォンでした。(約16,700円)
⑤日本の空港到着時の検査(無料)
つまり、1名あたりのPCR検査の料金の合計は最低46,700円ということです。
帰国前のPCR検査は何処でやるの?
帰国前に必要なPCR検査。私は仁川空港の1階にある専用検査場を利用しました。
仁川空港内やKTXのある通りにも検査をしているテーブルがありますが、有効な書類を発行してもらえる1階のこちらの検査場に行って下さい。
検査を受けるには事前予約が必要ですが、当日空きがあったのでその場で受けることが出来ました。
(検査スタッフの女の子がすっごく綺麗な子ばかりだった…)
日本帰国後の隔離は?入国はスムーズに出来る?
無事に日本に帰国し、現在自宅で10日~14日間の絶賛隔離生活中なわけですが、日本入国時の空港の体制には驚きました。空港中が迷路のように順路が作られていて、普段利用している搭乗口などが全て検査やチェックの場所になっていました。(同じ書類を10回(10人)に分けて移動するごとに確認するんですよね・・・。)
多分、もう少し少ない書類確認でもっとスムーズにやる方法あると思う笑
帰国後のアプリによる位置情報管理・健康状態報告
帰国の際に義務付けられているMySOSアプリのインストール。自主的にインストールをすればいいわけではなく、到着時アプリの操作確認や、携帯電話の番号アドレスが所持しているスマートフォンと一致するかどうかのチェックがありました。
1日1回の健康状態報告と、1日数回アプリから通知がきたら位置情報の送信をしたり、テレビ電話での通話に応じる必要があります。
事前に調べた際、「ビデオ通話中に部屋の中をぐるっと見せてくださいと言われた」と書かれたブログを目にしましたが、私の場合は一方的にビデオ通話が録画されるだけで、相手からの音声指示等は何もありませんでした。
🇰🇷韓国の様子
▪️お店の入店にQRコードの掲示や電話番号などを求められる
これは、韓国国内のコロナ対策で、誰がいつどのお店を利用したか全て把握するために行われています。
(日本から来ているからQRコードは持っていないと伝え、+81の日本の電話番号を書いて入店出来ましたが、入れないお店もあるようです)
▪️東大門・明洞などのザ観光地は閉まってる店が多い
(現地の友人とかが口を揃えて東大門とかやってないよ〜って言っていたので行きませんでした)
▪️日本語は通じる…?
コロナ前と比べて、日本語を話せる店員さんには1人も会いませんでした。(明洞とか行かないから)
Papagoや事前に最低限の韓国語のメモをしておいた方が良いです。
▪️飲食店の営業時間は?
10月中は10時までの営業や、ソウル市内で4人以上で集まったらダメ等色々な規制がありましたが、
11月〜はそれらも解除され、12時までの営業に伸びてました🍻(11月現在の情報)
さらに私は、今回2頭の愛犬たちを機内同伴で韓国に一緒に連れていきました🐶
こちらの詳細は次のブログでご紹介しますね。是非参考にして下さいね♪